日米衝突の根源1858-1908 [単行本] 渡辺 惣樹(著)
今上記の本を読んでいる。
まだ10分の1くらいしか読めていないけどアメリカがどのように国を大きくして、発展していったのかを読みやすく書かれていて面白い。
そして
この本の本筋とは関係ないけど
日本と交渉する際の日本人の容姿が
「日本人の漕ぎ手は背が高く立派な体格をしていた。均整のとれた身体には活力が溢れていた。その表情も逞しく男らしさを感じさせた。」
「彼らの見せた落ち着いた上品な振る舞い。洗練された人々だけが見せることのできる態度だった。」
「役人の顔はオリーブ色で、頬も唇も血色が良かった。目は大きく、額は広く表情は豊かで、彼らの心が生き生きとしている証しだった。」
「ペリー艦隊の士官達は一様に、こうした日本人が完璧な紳士であることを認めていた。」
と素晴らしく書かれている。
しかし
以前にブログで書いたイザベラバードさんは
日本人の印象をまるで反対の表現で書かれていた。
はて?
どちらが本当の日本人の姿なのでしょうか