「神道が世界を救う」カンリオ・カデロを読んでいると
今の日本のごちゃごちゃ感が日本本来の姿を現している感じがして笑えてくる。
というのも
この本を読むと
江戸時代までは「独裁者」「指導者」という言葉が存在しなかったようで、
リーダーというのを翻訳するのに難儀したようです。
なんで
西洋にリーダーがあって
日本には無かったかというと
宇宙、世界の成り立ちが
西洋では「神(リーダー)が宇宙を創った」と言われているのに対して
日本では「宇宙は自らの力で生まれた」と考えられていた。
つまり「人も自然のなかの一つになっている存在」と考えていたので
日本には指導者という言葉がなかったようです。
こういう視点で今の日本のごちゃごちゃを見てみると
まさに絶対的な指導者(リーダー)がいないので
みんながみんな
あれやこれや言ってわちゃわちゃしている。
そして
このわちゃわちゃって
神話のアマテラスが岩戸に閉じこもって大変だーと
みんな集まって
ニワトリを鳴かせて朝と勘違いさせてアマテラスを外に出させる作戦をしてみたりと、
あれやこれややっている様にすごく似ているように感じて笑えてきた。
そして
このわちゃわちゃが日本なんだなと思えて
ある意味ホッとした。
そして
上手くいっているんだなと思った